一人ひとりの育ちに寄り添う姿勢を大切に、それぞれの発達段階に合わせた教育・保育を心がけます。

0～2歳児では一対一のかかわりをベースに安心して過ごせるように、3～5歳児は子どもたち同士の相互作用で刺激を受け合う環境のなか、伸びる力をしっかりと、ゆったりと見守りながら、自分の思いが出せる場づくりをしています。安心のもとに自律を促す教育・保育を目指しています。

地域社会の一員として、地域の絆づくりの拠点となるように「地域の中で子どもを育てる」という意識を忘れないようにしています。子育て家庭の支援を地域の方々とともに一緒に行い、小学校の接続がスムーズになるよう配慮しています。
子育て支援事業として、未就園児のお子様を対象に園開放を考えていますが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、状況の推移を見ながら実施を検討したいと思います。

教育・保育の延長として位置づけ、子どもたちが負担感なく楽しめるよう、発達段階に合わせて、柔軟性をもって立案、実施しています。自然いっぱいの畑でれんげ摘みをしたり、しいたけ狩りに行ったりして、地域の方の力をお借りして、子どもたちの情緒的で、豊かさを感じる心を育んでいます。

食べることは生きることにつながっていくように、生命をいただく大切な時間となるように食育活動を進めています。その中で、単に「食べる」を目的ではなく、食べることが楽しくなるような雰囲気のなかで、食事ができるよう工夫しています。栄養士が考えたバランスのよい献立を園内で調理、オープンスペースのランチルームから見える調理室の様子は、作る人に感謝の気持ちが自然とわくようです。誕生日会等の行事食なども大好評で、食材の色、形の工夫を目にしたり、食器やスプーン、コップの形状も子どもたちの手になじみやすく、使いやすくなったりしているので、「自分で」食べたいという意欲を育てることにつながっています。

子どもたち一人ひとりの思いに寄り添い、安心と安全の「第二の家庭（HOME）」 という環境のもと、乳幼児期ならではの かけがえのない日々を大切に過ごしています。地域と共に成長し、主役である子どもたちのために地域・保護者と一緒に作り上げるこども園でありたいと考えています。