保育についてちとせの保育方針
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自ら体感し、考える経験を
人間の発達には、体の成長と、知能・心の成長があり、知能・心の成長には、生物としての成長と、知識・経験を得ることで育まれる成長があります。
0歳〜5歳は、知能・心の成長が著しい時期。私たちは、子どもたち自らが体感し、考える経験を大切にしたいと考えており、スローガンである<考えさせるを、考える。>には、このような想いが込められています。 -
自主性と心からの興味が、
成長のカギ人間が自分で行動を起こし学ぶためには、まず対象に興味を持つことが重要です。園では子どもたちが興味を持った事象に対して、自主的に心ゆくまで取り組めるよう支援しています。
例えば、子どもの間でトラブルが生じた場合には、必要に応じて先生が仲立ちしながらも、当人同士で納得するまで話し合い解決することで、様々な場面における興味・関心、考える力を育んでいます。 -
積木あそびにも、
たくさんの気づきと学びが子どもたちには、積木あそびひとつをとっても大きな学びがあります。先にどんなピースを置けば自分のイメージしたふうに積むことができるのか。「こうすればキレイに積めるよ」と大人が教えるのは簡単ですが、子どもたち自身が体験し、そこから学んでいく姿勢を私たちは尊重したい。そのような取り組みのなかでこそ、磨くことのできる感性や思考力があると考えています。
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自分らしく、成長してほしい
<考えさせるを、考える。>の背景には、「人としての尊重」があります。先生が指示し、その指示をこなすのは立派な能力ですが、それだけではこれからの時代を生き抜くことはできません。自らの頭で考え、行動する。この繰り返しが個性や思考力、自律等を育んでいくと私たちは考えます。
園で過ごす毎日は長く短いものですが、ここでの教育がひとりの人として立派に成長していくための礎になれば、これに勝る喜びはありません。
目指す子どもの姿
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生き生きとし
元気に遊べる子毎日の生活のなかで、心身ともに子どもらしく、元気にふるまう子ども。心の面で生き生きとし毎日を過ごすことが、学校や社会で活躍したいという意欲を形成します。
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友達としっかり関わり
育ちあう子友達と会話をする。遊ぶ。相手の気持ちを尊重し、自分の気持ちを伝えながら周囲とコミュニケーションをとることは、社会性の形成につながります。
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「自分で」考え
行動する子考え行動する子になるためには、知性の面での成長が欠かせません。自ら思考し、「こうしたい」と意見を持つ子、信念を持って行動できる子を育みます。
年齢別の保育
こころがけてること
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01
大人が変われば子どもは変わる。理想の保育を目指します。
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02
チームを構成しているのは一人ひとりの人間です。一人ひとりの強みをチームに生かし、弱みは補います。
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03
親からつけてもらった大切な名前。あだ名や呼び捨てでは呼びません。
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04
「なんで〜できないの?」は禁句です。目標や次の楽しいことなど視点を変えて言葉をかけます。
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5
子どもに真似されたら恥ずかしい行動は厳禁です。
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06
子どもの発達には個人差があります。他者と比べたりすることはありません。
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07
どんなことにも前向きにチャレンジする職員集団でありたい。
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08
昨年と同じでは変化も成長も少なくなります。少しでも違うアイディアを取り入れてワクワクするものを目指します。
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09
笑う門には福きたる。笑顔はみんなを安心させます。信頼関係の第一歩です。
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10
子どもたちを一人の人間として尊重し、その子の興味を知り、ありのままを受け止め、同じ目線で関わります。